新しい場所に馴染むのに時間がかかる私が心掛けた3つのこと

4月。進学や就職で新しい環境に飛び込む時期ですね。コミュ力が高くすぐ周りの人と馴染めるのならば不安はないかもしれないですが、
やっぱり緊張してしまう・不安になってしまうという方もいると思います。

今日はそんな方に向けて記事を書きます。

私は、家族が転勤族だったため
何度も転校を経験してきました。
また、今働いている会社でも1・2年ごとにチームが変わっており人間関係をまた1から作らないといけないことが度々あります。
正直私は人に対して積極的にガンガン行ける方ではありません。だけど時間をかけて馴染めるよう試行錯誤してきました。
その時心掛けていたことをご紹介します。

馴染むのに時間がかかる私が心掛けたこと①
①とにかく誠実で居続ける
テクニックではなく
根本の話になってしまうのですが…。

新しい場所にいくとき
もうそこにはすでにコミュニティができていて
そこに割って入るような状況でした。
すぐ馴染むことが苦手なわたしは
とにかく誠実に居続けようとしました。

・悪口は言わない
・仕事や役割を一生懸命やる
・他の人が困っている状況なら声をかけて手伝う
 など

最初は職場でわたし以外の人だけで話がまとまり
情報が降りてこないこともありましたが
真面目に少しずつ協力していると
共有してくれるようになりますし
徐々に話しかけてくれるようになりました。

ただポイントは自己犠牲はしない程度に、です。
やり過ぎて「あっなんでもやってくれるんだ」と
無茶を言われたりカモられることもあったので(それでストレスがたまることも)
ギブアンドテイクでいう
イカータイプ(与えず欲する)の方だと
判断したら自分がつぶれないためにも、
相手が甘えて成長する機会を減らさないためにも、距離を程よくおき手伝いを控えたりもしました。

最初自分自身も環境からものすごく浮いているなと思うのですが、誠実にその場に居続けることで相手に少しずつ心を開いてもらえて
自分自身も居ることに違和感がなくなっていった気がします。

ものすごく時間はかかりますが
テクニックでその場限りの対処したわけではないので峠を越えたらかなり暮らしやすくなりました。


②自分をよく見せようと作ろうとしない

学生のときの話なのですが…。
転校したときに
自分のことを誰も知らないことをいいことに
キャラ変を試みたこともありました。
前の学校では普通だったのに
明るく元気で活発な本来の自分以上の状態でいようとしました。
そしたらもうエネルギー使いすぎてクタクタ。
家に帰ったらへたりこんで死んだように寝ることも。
自分のマイナスな部分を全部隠して
いい自分を演じていたので
ダメな部分を人に見せられなくなり本当に気を張る学校生活になってしまいました。

たまに悪口とかを言われても
作ってる自分なのでなんだかどう受け止めたらよく分からない気持ちになっていました。
ただ逆に仲良くなれてもそれも本来の自分じゃないんですよね。

本来の自分の状態で否定の言葉を言われると
グサッと深く抉られますが
抉られるからこそ直そうと思えたりもしたように感じます。
また、仲良くなれたらそのままの自分でいられるからすごく楽でした。
今も繋がっているのは自分をつくらなかったときにできた友達だけです。

もしかしたらそういう私の無理してる張り詰めた感じもなんとなく周りに伝わっていたかもしれませんね。

③まずはたった1人の共感者・喋れる人を見つけ、そこを切り口にする

新しい環境に飛び込んだ時
沢山の人と仲良くやっていきたいと思ってはいたものの、みんなにいい感じに話しかけるスキルが私にはありませんでした。

なので職場では
①のポイントである
なるべく誠実にい続ける中で、
普段の行動をよく見てくうちに
あぁこの人は信頼できる人かもしれないと感じる人から話しかけてみるようにしました。
まずは1人からです。
1人と話せるようになるとそこを皮切りに他の人にも話やすくなることが多い気がしています。

学校ならば、みんな不安だから
声をかけてくれる子もいると思います。
話しかけてくれた子にしっかり接して
大切にすることでそこから繋がりができていく気がします。またわたしは部活に所属して友人ができたのでコミュニティに入るのも手だと思います。

以上が自分が体当たりでコミュニティに飛び込んで感じたことです。
正直うまくいくことばかりじゃなかったですが、試行錯誤しながらこの3つに気付くことができました。
少しでも新しい環境に飛び込む方の参考になればいいなと思います。